2019年9月2日月曜日

17.これはお話なんだからね

1993年5月 耕平5才5ヵ月

『ジャンパーソンの秘密大図鑑』という本をよんでいる耕平。
ジャンパーソンというのは、今年1月から始まった特撮ヒーローもののTVドラマ「特捜ロボ・ジャンパーソン」の主人公であるロボットのこと。
耕平は「特捜ロボ・ジャンパーソン」にすっかりはまっており、ドラマが放送される日曜朝8時からの30分は彼の至福のひととき。

最近耕平は、ためておいたお年玉で『ジャンパーソンの秘密大図鑑』という本を買った。
ジャンパーソンの強固なボディや戦闘装備の数々がどういうものか、それを事細かに図解した本である。
このところ毎日、夢中で読んでいる。
そして、わかったことを私に説明する。

耕平:お母さん、ランドジェイカーって時速700キロ出るんだって。
     (ランドジェイカーというのは、ジャンパーソンが乗っている車である。)
私  :ふ~ん。
耕平:リニアモーターカーって時速何キロ? 
私  :500キロぐらいかな。
耕平:新幹線は?
私    :時速250キロぐらいだと思うよ。
耕平:ランドジェイカーは700キロだから、一番速いね。
私  :リニアモーターカーは、車体を空中に浮かばせて、抵抗をなくすから500キロも出るんだよ。
     ランドジェイカーは車なんでしょ。そんなに早く走れるわけないんじゃない?
     タイヤと道路のところで抵抗が生まれるからね。
    このスピードはちょっと現実的じゃないなあ。
    (5歳の子どもにはちょっと難しいかなと思いつつ話している私。)
耕平:でもお母さん、これはお話なんだからね。

(!!!)
話の中にのめり込んでいるわけじゃないんだ。
ちゃんと現実と虚構の世界を分離してとらえているんだね。
失礼しました!

2 件のコメント:

  1. おはようございます!!あなたはジャンパーソンの世代ですか??

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  2. https://episalbum.blogspot.com/2013/12/JP-EP01.html ぼくのブログを見てください。

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